相続法とは?

やさしい相続相談

相続法とは?

「相続法」とは、相続に関する事項を規律する法規の総体をさします。
厳密に言えば「相続法」という法律は存在しませんが、民法第5編【相続】で規定されている条文を総称して「相続法」と呼んでいます。
遺言法と対置させ,人の死亡により一定の親族が法律上当然に遺産を承継する狭義における相続関係 (法定相続) を規律する法のみをさすこともありますが,一般には遺言による相続をも含め人の死亡を原因とした財産の承継に関する一切の法をいいます。

誰もがいつかは必ず「被相続人」または「相続人」になり得ますが、遺産は時として、親族間のトラブルへと発展してしまうケースが少なくありません。
そこで、相続法は人の死亡に伴う財産承継に関する基本法として、とても重要な役目を果たしています。
相続に絡むトラブルが生じた際は、この相続法で定めた規定を基準に解決していきます。

相続法の内容は「総則」「相続」「遺言」「遺留分」の4つの柱で構成されています。
大まかにまとめると下記のような内容について書かれています。

【総則 第882~885条】 相続がいつ・どこで始まり遺産管理費用はどうするのか?
【相続 相続人 第886~895条】 相続人は誰か?
【相続の効果 第896~914条】 遺産の範囲・分割方法
【相続の承認及び放棄 第915~940条】 相続するか、それとも放棄するか?その手続き
【財産の分離 第941~950条】 債権者の利益の保護
【相続人の不存在 第951~959条】 相続人が誰も居ない場合等に関する相続財産の扱い
【遺言 第960~1027条】 被相続人が残す遺言の書き方や、その効力等
【遺留分 第1028~1044条】 法定相続人に与えられた遺留分減殺請求

相続に関する知識は必ず必要になってくるので、誰もが押さえておかなければならない法知識のひとつといえます。